リンク: テレビブログ(関東版): 2006ワールドカップサッカー・ドイツ大会 F組.
NHK総合 2006/06/23 03:30~
最新のデジタルチューナー搭載HDD&DVDレコーダーを使って日本戦をダイジェスト再生してみました。
デジタルARENAのコラム「ワールドカップ「日本×クロアチア」戦でレコーダーの“ダイジェスト再生”機能を徹底比較!」の続報をお伝えしましょう。使用している機器はソニーのスゴ録RDZD97Aと日立製作所のWoooシリーズレコーダーDV-DH500Dです。
今回テストしたのは6月23日に放送された「2006ワールドカップサッカー・ドイツ大会 F組 日本VSブラジル戦」です。テストの詳細についてはこちらを見てください。↓!http://arena.nikkeibp.co.jp/col/20060622/117316/
●RDZ-D97のダイジェスト再生結果
(ダイジェスト時間5分52秒)
(1)録画開始から約22分
イエローカードの累積で試合に出場できない宮本恒靖選手のアップからペレが映り、選手入場の場面(途中)まで。
(2)放送開始から26分32秒
ブラジル国家終了後に放送された選手紹介の途中で終了
(3)前半戦2分17秒
中田英寿選手から玉田圭司選手へのパスが通るがシュート決まらず。(4)前半戦32分36秒
三都主アレサンドロ選手から玉田選手へパスが通り、シュート!日本勢待望の1点。
(5)後半戦7分28秒
ブラジルのミッドフィルダーであるジュニーニョ・ペルナンブカーノ選手がシュート。日本追加点を許す。(6)後半戦35分29秒
ロナウド選手のシュートが入り、ブラジルさらに追加点。(7)後半戦41分19秒
玉田選手から大黒将志選手へパスが出るが、残念ながらオフサイド。(ここで再生終了)●DV-DH500Dのダイジェスト再生(再生時間5分)
(1)録画開始から30分3秒
キックオフ!
(2)前半戦6分10秒
ロナウド選手シュート!しかし入らず。
(3)前半戦14分59秒
ロビーニョ選手がシュート!しかし入らず。
(4)前半戦21分17秒
ジュニーニョ選手がシュート!しかし入らず。
(5)前半戦32分40秒
三都主アレサンドロ選手から玉田選手へパスが通り、シュート!日本勢待望の1点。
(6)前半戦45分25秒
ロナウド選手がヘディングシュート。ブラジルが同点に追いつく!
(7)後半戦5分2秒
ロナウド選手がシュート!しかし入らず。
(8)後半戦7分26秒
ジュニーニョ選手がシュート!ブラジル追加点。
(9)後半戦19分57秒
三都主選手とシシーニョ選手がぶつかり、ファールに。
(10)後半戦35分18秒
ロナウド選手シュート!4点目を追加(涙)
(11)試合終了シーン(再生終了)以上の結果となりました。どうでしょう、日立製作所のDV-DH500Dのほうが日本、ブラジルの名シーンをまんべんなくひろっており、ダイジェストとしては見やすいと思います。
レコーダーのダイジェスト機能は音声の盛り上がりと映像の両方をチェックして見どころをピックアップしています。
これは僕の考察ですが、日立は音声の盛り上がりだけでなく、音声認識も行いるんじゃないでしょうか?
たとえばダイジェストを「サッカー」に設定した場合は、「キックオフ」「シュート」「ゴール」などの言葉を選んで見どころをピックアップしているように思えます。
日立はブラジルのシュートを1本だけ、ピックアップから外しています。
後半戦13分46秒ごろにロナウジーニョ選手から左サイドのジウベルト選手にパスが通り、シュートが入りますが、このシーンは、見どころとしてピックアップされていません。
たぶん、5分という時間に納めるために、ゴールシーンを一つ端折ったかのかもしれません。もしくはこのシュートのときだけ、アナウンサーの発音が「シュート」と明確ではなく、「シューはたー(シュート、入ったー)」と、不明瞭だったので認識しなかった可能性があります。
いずれにせよ、現行Woooシリーズのダイジェスト機能「いいとこ観」は、なかなか使える機能だと感じました。