ケースイの気まぐれ♪録り逃し注意報！: テレビブログ(関東版): 仮面ライダーカブト

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テレビ朝日 2006/05/07 08：00～

3人目のライダーも登場してきて、なかなか盛り上がってきました。ゼクター（変身に使うカブト虫状のアイテム）がどこから飛んでくるのか、キャストオフした時のアーマーは誰が回収するのか、などなどツッコミどころ満載の作品ですが、テンポがいいので、余計なことを考えずに楽しめますよね。

カブト放送中のCMも見ていますか？

途中、バンダイの「変身ベルト」のCMが放送されています。

このCMの中で、一瞬、モノクロ写真が映りますよね？

ええ、手作りのライダースーツを着た子供がポーズを決めている写真です。味わい深いですよね、ちょっと気になりませんか？

実は先日デジタルARENAの記事で「変身ベルトの」取材に行ってきました。記事はこちら↓

http://arena.nikkeibp.co.jp/news/20060331/116089/

インタビューを受けていただいた斎間さんに、このCMの裏話を伺ったのでお話ししましょう。

このモノクロ写真のちびっ子、実は現在バンダイの社員になっているんです。

ポピーから発売されていた「変身ベルト」は、当時のおもちゃとしては精巧にできていたのですが、その分、高価でした。写真の子供も親にねだったのですが、やはり買ってもらえなかったようです。

悲しむ我が子を見て、母親が奮起します。なんと、変身ベルトを段ボールで造り、さらにライダースーツ、マスク、マフラーまで手作りしたんです。すごい！

完成したライダースーツやベルトを身につけて、得意げに変身ポーズを決め、そこをパチリ。そんな一枚の写真は、本人にとって、なによりの宝物だったでしょう。

今回、斎間さんが変身ベルトの担当になったときき、その方が写真を持って、やってきたそうです。そして斎間さんに照れくさそうに「これ、僕の子供時代の写真なんだけど、使えるようだったら…」と手渡したそうです。

斎間さんは、受け取った写真が撮影された経緯を聞いて、CMに使うことにしたそうです。

「仮面ライダー」が誕生して今年で35年。それぞれの仮面ライダーに、みんなの思いでが詰まっているでしょう。キャラクターが持つチカラを改めて感じさせるエピソードです。ぜひ録画して変身ベルトのCMをチェックしてみてください。