日曜の深夜にテレビ東京で放送されている「よみがえる空」見てますか?
先日、この番組関連の記事を執筆すべく、石川県にある航空救難団 小松救難隊を訪ねてきました。
番組の宣伝というわけではなく、この作品のモデルとなっている小松救難隊の皆さんの実情が知りたくて、企画を立てたところ、ある雑誌で採用されたんです。それについては、発売日が近くなったらお伝えすることにしましょう。
この作品は、現在9話まで放送済。あらすじはこちらです。今週末からラストエピソードに突入です。未見の方はぜひ!
ハードな内容が続く本作ですが、第4話は主人公の内田空尉のところへ、出版社に勤める彼女の 長谷川めぐみ(C.V.能登麻美子さん)が、東京から訪ねてくるというお話でした。重たかったファーストエピソードに対して、軽めのお話になるかと思ったのですが、そうではありませんでしたね。
お互いに馴れない仕事に悩み、遠距離恋愛によるすれちがいから、ギクシャクとしたデートが続きます。せっかく心配してきた彼女に対して、内田空尉は冷たくあたってばかり。そんな煮え切らない主人公に、見ている側も業を煮やしだしたころ…
この作品のなかでおそらく、一、二を争う名台詞が、彼女から発せられます。(いや、ほんと、この台詞には、ドキッとしましたなぁ>男性陣)
と、まぁ、そんな4話ですが、僕がストーリーと同じぐらい衝撃を受けたのが、二人がデート中に食べていた「金沢名物 ハントンライス」だったのです(笑)
皆さん、「ハントンライス」って知ってますか? ハントンですよ?なに、ハントンって?
作品の中ではオムライスのような物体に、“なにか”が乗っています。「鶏肉と豚肉を半々で作ったケチャップライスを使うオムライス?」、はたまた「“ハントン”と、いう人が作ったメニューなの?」と、頭の中は、この初めて聞く名前のメニューでいっぱい。すでに妄想回路はオーバードライブに突入し湯気を上げてます。 正直、後半の話はあんまり覚えてません(涙)
インターネットで検索すると、いくつかの情報が見つかりました。どうも、オムライスの上に魚のフライが乗っかった食べ物らしいのです。それも金沢のごくわずかな地域でしか知られていないというのです。
名古屋の「あんかけスパ」、新潟の「イタリアン」など、地域限定のメニューに目がない僕としては、これが気になってしかたがありません。
そんな矢先に、今回の小松基地への出張が決まりました。抱えていた仕事を徹夜して終わらせて、他のスタッフの方とは別に、1日早く現地に入り、ハントンライス探しをはじめました。
宿はJR小松駅近くにとりました。荷物を置いてすぐに、フロントで「このあたりでハントンライスが食べられるお店を探してるんですが?」と聞いてみると…まさに「はぁ?」という表情で「なんでしょう?」と聞き返されてしまいます。えっ、もしかして、金沢の人しか知らないの?
やっぱり、道行く人に聞いたところ「金沢まで行かないと食べられない」とのことでした。小松から金沢までは、電車で約35分、特急「しらさぎ」に乗れば16分。これは行くしかありません。僕はハントンライスを求めて、金沢へ向かいました。
※小雨の中、特急は“ハントンライスの街”金沢へ。後半へ続く…